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泣いているジンを 少し離れた同じ店の店内で 凝視している人がいた。 ジン泣いてる… なんで? タツヤは何言ったんだろう? 泣きやまないし… いくら タッちゃんでも ジン泣かすなんて許さないから!! ガタンと音を立てて 立ち上がり ズカズカ歩いて 二人の前にー 「ジン泣かさないでよ!!」 ジンの手を引っ張り 店内から 連れて行ってしまった… 「なんだかな…」 ヒロとは知らない カズヤがすることだから 怒る気にもなれなくてー 冷めたコーヒーを飲んで その場を後にした タツヤだった。
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