光の先へ

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     「貴方の仕業でしたか」  「悪意も悪気もなかったんだが……」    帽子屋は咎める様に見てくる。  当たり前といえば当たり前だが、肩身が狭い。    「マーマレード……お好きなんですか?」    ジト目で此方を睨みつつ、瓶を差し出された。    「まぁ……好きだが  何でそんな事を聞く?」    災いの種を受け取りつつ、聞き返す。    
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