落ちる

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     「何でこんな処に穴が??」    落とし穴にしては、かなり深く掘ってある様で、底が見えない。    「何処か違う国に繋がってそうな……」    夢心地だったのに、兎の登場からすっかり意識を取り戻してしまった。    「たまの休日……厄介事に関わりたくは無いけどな」    性分なのか、身体は兎を追い駆ける気でいる。    
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