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「しかし……何処まで落ちるんだ??
まさか、底無しじゃあないだろうな!?」
安易に飛び込んだ事を、後悔しかけた時、外界から差し込む光が見えた。
「底無しではなかったみたいだな」
光を視認すると、際限無く落ちる気がしていたのが、途端に速度も緩んだ。
「圧死と激突死も免れた様だ」
別段心配もしていなかったが、自分が思うより安堵が大きかったのか、余計な事まで口走っていた。
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