Promised Ring

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「遊園地?わぁー、いいねー。うん、行きたい。うん、楽しみだなー。うん、うん。じゃあね。」 ボクは、そう言って、彼からの電話を切った。 夏に『友達』から『恋人』になったボクらは、二つの季節を越えた。 しかし、未だに電話で話すと顔が火照ってしまう。 そして、彼が誘ってくれたその日は、ボクが彼の『彼女』になってはじめて迎える『クリスマス』、その日だ。
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