神の咎人と云うもの

5/6
前へ
/9ページ
次へ
男はその場に大刀を取り落とすとどさりと音を立て崩れ落ちる。 ―嗚呼…やべぇ…俺、死にそうだ…― 自分の周囲の砂を真っ赤に染め上げながら、横たわる男の意識はそのまま、朝の光と共に途絶えた。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加