出会い1

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「兄貴!!」 「ああん? テメェ死にてぇのか?」 「えっ!?」 三者三様に驚く女の子とオッサン二人 そして、冷や汗をかく俺と通行人達 「だぁ~っ!! うっさい、このド腐れ共が!! 女の子泣かしといて何も無いほど、世の中腐っちゃいねぇんだよっ!!」 一世一代の啖呵を切り、殴りかかる俺 数分後 ボロカスにされている俺が居た 「ああん? さっさと詫びいれろや!! そうすりゃ、金払えば許してやんよ」 パンチパーマでゴツい金色のネックレスをしたオッサンが、睨みを利かせて俺を威嚇してくる 通行人達は同情と憐れみの視線を投げつけてくる (まあ、こうなるよな…) 後ろから両腕を拘束されている状態で、俺は大きく息を吸い込み・・・ 「どぅあれか~っ!! 警察呼んでくれ~っ!!」 力の限り他力本願した 「「「はっ!?」」」 オッサン3人の声が綺麗にハモった
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