プロローグ

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『バイバイ』 君は最後まで目を合わせてくれなかった。 幼い君は、君なりにわかっていたのかな? 今にも泣きそうな顔で、テレビを見ている君。 今でも覚えてるよ。 大好きな僕の弟。 あんなに泣いたことはなかった。 これからもないだろう。 できることならもう一度 君と一緒に 笑いたいな
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