放課後

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 ブレーキングの際に田中の足元を見た俺は愕然とした。 田中は減速し、その直後にクラッチを切り、二速にシフトダウンしブレーキに足を乗せたまま、踵でアクセルを吹かしてクラッチを繋いだ。 「ヒール&トゥ・・・だと・・・!?」 「後ろばかり見て余裕そうだな遊馬君ッ!それでこの俺のコーナリングからリードを守れるとでも!?」 「クッ・・・!」
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