アブノーマルな日常

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…その日から俺は、何となく古泉を避けている。 休み時間は古泉に見つからないように校舎内を歩き回ったり隠れたりしているし。 部活はわざとゆっくり行って、古泉とボードゲームをやる時間をなくしたり、出かけるハルヒについて行くようにしたりと色々やっている。 そして… こんなことをして、この気持ちをまぎらわして、古泉に迷惑をかけないようにしている。 「…はぁ…」 ため息をつくと幸せが逃げていくと言うが、これはつかずにはいられないだろう。 俺は、そのまま流されるように睡魔に襲われ、眠りに落ちた。 目が覚めると、夜中の1時頃だった。 「ん…?もうこんな時間か…」 晩御飯は食べていないはずだが、特にお腹も減っていないから、食べなくても平気だろう、多分。 「さて、もう一眠り…ん?」 ちかっと、何かが光った。 光ったと思われるあたりを探してみると、 「携帯か…」 どうやらメールが来ていたらしい。初めての客からだろうか…常連には11時以降は連絡するなと言ってあるし…
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