なぜに登山

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教室に入るとみんなクリスマス関係の話ばかりしている。 何が楽しいんだか、馬鹿馬鹿しい。 そんな1日で終わるもんに、いつも1日を過ごす以上の気力なんて使う気になれるか。 何が、今日どこで集まる? だ。そんなもん知るか。鬱陶しいからよそでやってくれ。 あー、クリスマスの話題やってるやつ消えろ! 跡形もなく消えろ! そうなったらこのクラスオレだけになっちゃうじゃん。てかクラスだけじゃない、この学校の生き残りオレだけになっちゃうじゃん。 なんか、勝ち組じゃね。もし今オレが思ったことが本当になったらオレはこの学校の主人公になれるじゃん、やったね。 はぁ~つまらん考えはよして、耳障りだから寝るとするか。 ホームルームが始まり、先生に叩き起こされた。少しは手加減しろよ。頭、腫れてんじゃねーの。 なんでホームルームでクリスマスの話題出してんだよ。てめぇ先生だろうが、浮かれてんじゃねーよ。うざいからまた寝た。 むかつくから今日の授業は全部寝て過ごすことにした。 そして、昼休み。 みなさまお察しの通りです。ボクには友達いませんよ。理由? わかってるよ、この性格でしょ。好かれるわけないじゃん。 てか、友達なんていらねーし。気を使って生きるなんて性に合わねぇ。だりぃし。そう生きてたら自ずと1人になってた。 1人の昼休みを満喫し、昼の授業に臨んだ。寝るだけだけどね。
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