🏫教師失格🏫

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「つかさ、良い案ねぇか? じゃなくて唯ちゃん自身は どうしたい訳?」 宇野が吉岡に向かって 少々きつく言った。 「だから、俺は何とかしてぇけど どうすりゃ良いか分かんねぇから お前らに相談してんだろ💧」 吉岡が言った。 「ハッキリと皆に言えば 良いじゃんか。」 宇野の口調が先程より きつくなっている。」 「違うよ千明💧 唯ちゃんはそれが出来ない 意気地なしだから うちらに相談してんだよ。」 智恵美がサラリと言い捨て 吉岡に止めを刺した。 「コイツ…… ハッキリ言っちゃったよ💧」 「キッツイなー💧」 藤代と恭平がそれぞれ呟いた。 「あぁ…なるほどな…。」 宇野が智恵美の言葉に納得した。 「納得しちゃうのかよ!?」 いつもはボケの吉田が 珍しくツッコんだ。 「納得しちゃうんだよ。」 宇野が肯定した。 「とにかく唯ちゃんが変わらない 限りは何も変わらない訳。 つまり、意気地なしは意気地なし らしく苛められてろ…って事。 つか、ウジウジしてる奴見てると 虫酸が走るんだよ!馬鹿が。」 智恵美が吐き捨てる様に言った。 「ち、智恵美💧 それはちょっと言い過ぎじゃ…」 宇野が恐る恐る言った。 「shut UP!! こんくらい言わないでどうすんの? 大体このくらい いくら唯ちゃんでも 想定内でしょ」 智恵美がハッキリと言った。 「さりげに非難してるし💧」 吉田が智恵美に聞こえない 程度に言った。 「…想定外だよ💧」 吉岡が小さく呟いた。 「何? 意気地なしのダメ教師。」 智恵美が吉岡を横目で 睨みながら言った。 「なんでもねぇ…💧」 「じゃあ、黙ってろ。」 智恵美が吐き捨てた。 「こうなったら誰も 智恵美を止めらんねぇよ…💧」 吉田が小さく呟いた。 「教師にここまで言える 智恵美って…💧」 宇野も小さく呟いた。 「さて、うちバスの時間 だから帰るよ。」 「うちも帰るわ。」 「んじゃ、皆帰っか。」 智恵美に続き 宇野と吉岡も立ち上がった。 そして、その日の話し合いは終了したのだった。 ~オマケ~ 「誰が喋って良いって言った? ダメ教師。」 最後に追い討ちをかける 智恵美だった。 そしてこの場の全員は 智恵美を怒らせたら自分の命が 危ない事を学ばざる負えなかった。
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