🏫教師失格🏫

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「方法が変わるって?」 珍しく岡が口を開いた。 「えっ? 辞めさせるなら とことん追い詰める…つか いじめるし。」 (うわ~…この子… 言い直しちゃったよ💧 素直過ぎるって怖い…💧) その場の智恵美以外は背中に 冷たいものを感じた事だろう。 「更正させるなら… …やっぱ追い詰める…?」 「追い詰めてしか無いから!?」 恭平が思わずツッコんだ。 「まぁまぁ。 でも、うちらがどう思ってんのか 唯チャ…もとい、 あのダメ教師にぶっちゃければ いくらダメでも気付くでしょ。」 何喰わぬ顔で言い直し 続ける智恵美だった。 「…智恵美。 せめて、追い詰めるじゃなくて 説得する、にしよ?」 宇野が恐る恐る指摘した。 (そこ!? 確かにそこもだけど… ダメ教師の方は!? …いや…でも…まぁ アイツ(智恵美)に対抗出来るのは 宇野くらいしかいないし…💧 うん…頑張れ、宇野!!) 等と密かに宇野にエールを 送る男子達だった。 しかし、決して自分達が 上に立とうとしないこの4人は 男としてダメなのでは ないだろうか…。 「確かに追い詰めたら 更正じゃなくて ただのいじめになっちゃうけど… ま、その辺は適当で良いじゃん! どうせやる事は全く 変わらないんだし。」 結局、宇野の頑張りは あっさりと流されてしまった。 『…ハァ……』 智恵美以外の全員は 思わず溜息を吐いた。 智恵美は……というと… 溜息を吐く皆を見て 不思議そうな顔をしていた。
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