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「…何で皆溜息吐いてんの?
幸せ逃げるよ?」
「…ただ鈍感なだけなのか…
計算されてるのか…
どっちなんだ…💧」
吉田がボソリと呟いた。
しかし、智恵美はニコニコ顔で
ただ黙っているだけだ。
「と、とにかく、追い詰めるって
言い方はアレだけど……」
「アレってどれ?」
宇野の言葉を遮って
智恵美が言った。
「アレって…その…
言い方が悪いって事だよ💧
…で…まぁ、意見としては
良いと思うよ。」
宇野がそのまま続けた。
「でも、どう思ってるか
ぶっちゃけるって…
俺ら全員でか?」
吉田が言った。
(智恵美に言わせたら
大変な事になると思うんだけど…)
吉田が心の中で付け足した。
しかし誰もがそう思っていただろう。
「……智恵美は喋るな。」
宇野がはっきりと言い切った。
「何で!?
何でうちは喋っちゃいけないの?
うちが意見出したんだし
うちは喋る権利あると思いまーす。
つか、どうせお前ら唯チャンの事
気遣って軽くしか言えないだろ?
だったら、うちがバッサリ斬って
あげた方が唯チャンの為に
なるんじゃないの?
だから、うちは喋ります。
以上。」
智恵美が一気に捲し立てた。
「…だからお前は喋るな
って言ってんの!!
お前が本音言ったら
唯ちゃん更正どころか
辞めちゃうから!💦💦」
宇野がツッコんだ。
そしてその後すぐに
周りの4人が頷いた。
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