0人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日の放課後
宇野達は智恵美に言われた通り
1年3組の教室にいた。
しかし、招集を掛けた筈の
智恵美だけが居なかった。
「アイツ、どこ行ったんだよ💧」
「鞄はあるんだから
学校には居るんだよね~💧」
吉田と宇野がそれぞれ言った。
「掃除当番とか?」
藤代が言った。
「今月は俺らじゃないし…」
「そっか、西山達一緒だもんな」
等と全員で話し合っていた。
「お…皆いるね~。」
すると智恵美が吉岡を連れて
教室へ入ってきた。
「唯ちゃん!?
何でいんの!?」
宇野が吉岡に気付いて驚いた。
「俺が聞きてぇよ💧
いきなり智恵美に呼ばれて
来たんだからよ💧」
吉岡が困った様に笑って言った。
「さぁ、皆!
うちからの宿題
終わらせて来たかな?
終わってねぇ奴名乗り出ろ!!」
智恵美が満面の笑みで言った。
「…………。」
「誰も名乗り出ない
って事は大丈夫ね。
んじゃ、唯チャンに読んであげなよ」
智恵美がニッコリ笑って言った。
『ハァ!? 何それ!!?』
最初のコメントを投稿しよう!