…夜明け前のさよなら

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夜中過ぎの鐘が鳴った ラベンダーは、そっとベッドから抜け出して、寝室のドア越しに廊下の気配を窺う その姿は傍から見れば子供のかくれんぼの様でほほえましいが、本人は至って真剣であった
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