きっかけ

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デリシャスバーガー。 俺達は『デリバ』と呼んでいる、そのハンバーガーショップで俺は友達を待っていた。 あいつはいつも時間にルーズだ。 「午後4時集合」という言葉をなんだと思ってるんだろう? もう4時半だ。 ガァァァァァァ…… 入口の自動扉が開いた。 俺は反射的にそっちを見る。 おっさんかよ……………ん?おっさんの後ろにいるのは…裕二だ! 裕二「お!涼!もう来てたんだ~!」 涼「なめてんのかお前」 まぁ分かるとは思うが、涼とは俺の事だ。 裕二「そんな怒るなよ~」 涼「時間は守れよ。」 裕二「ごめんごめん!んじゃあ何か食おうぜ!腹ぺこで死にそうだ…今日朝飯食ってないんだよ~」 涼「朝飯抜いただけで死ねるなら死んでみろ~」 裕二「マジ死にそう~時間が無いから早く注文するぞ!」 自分が悪い事に気付かないのか? と言いたかったが、テキトウに流してレジに並んだ。
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