きっかけ

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『照り焼きビーフバーガーセット』を大事そうに席まで運び、俺と裕二は談話を始めた。 裕二「涼って何時まで起きてんの~?」 裕二が口の周りに照り焼きソースを付けながら話し始めた。 汚いな… 涼「俺か?俺は……そうだな~…まぁ、テキトウだな♪」 裕二「テキトウって?」 しつこいなぁ… 涼「だから、好きな時間に寝るって事だよ」 裕二「……3時まで起きてる?」 涼「まぁな♪外で遊んで帰って来て、風呂はいって飯を食って、テレビ見てれば3時になるよ」 裕二「へっへっへ…」 涼「……怪しいよ」 裕二「涼、『一人隠れんぼ』って知ってる?」 涼「知らねぇ…」 裕二「教えてやるよ♪」 そう言って裕二は『一人隠れんぼ』のルールを説明し始めた(第一章ルール説明を見てください)。 涼「ただ隠れてるだけ?面白くねーじゃん」 裕二「だろ?だから俺は、『一人隠れんぼ』じゃなくて『一人鬼ごっこ』をやりたいと思うんだ♪」 涼「一人……鬼ごっこ?」 これが全ての始まりになった。
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