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彫刻刀などで傷つけられ、ボロボロになった机と椅子。 私はそれを元の場所に戻した。 周りの人たちがクスクスと笑っている。 それでも私は何も反応しなかった。 何も反応しない私にイラついたのか、一人の女子が近付いてきた。 「なに?清水さん?」 すると清水さんは私の机を蹴ってきた。 「気持ち悪いんだよっ!無表情女!」 そう言って私の椅子も蹴ってきた。
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