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丙 「ここがアンタの言ってた所だよな?」
俺は隣に居るヤツに話し掛ける。
? 「そうだが、何か?」
ソイツは前を見続けている。
丙 「いや、さっきから視線を感じるつーか、何つーか。」
要するにここに来てから興味?好奇心?な視線がグサグサと俺に刺さっている、という事である。
というか何で俺ばっか?
? 「それは貴様の髪の色やら服装やら珍しいからな。」
丙 「そんなに黒眼、黒髪が珍しいのか?」
? 「ここにくる途中に説明した筈だが、聞いていなかったのか?」
丙 「あんな状態で会話を成り立たせようとする方がすごいと思うぞ、俺は。」
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