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キーンコーンカーンコーン
かなみはダダダッと教室へ戻る。
なり終わるまでに机につかなければならないからだ。
ガタッと机に座り、その時になり終わる。
「ふぅ。間に合った。」
と安心したつかの間、先生の声が聞こえる。
「かなみ!ギリギリセーフじゃねぇぞ。
放課後手伝え!」
怒りの言葉が飛んできて、かなみはため息をつく。
授業がおわり、放課後、グラブがある人は慌てて教室を出ていき、帰宅の人は、のんびり教室をでる。
私はその両方でもない。
「かなみ!手伝ってくれるとはありがたい!」
はぁ………
先生が呼んだのに忘れてるように言ってくれるなぁ。
肩をおとしながらプリントを運ぶ。
その時、りゅうやとすれ違う。
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