第4話

2/14
前へ
/67ページ
次へ
個展3日目が終わって、宿泊先のビジネスホテルでタバコをふかしていたMは、どうしようも無い復讐の炎が再び燃え出すのを必死でこらえていた… あの時の夏、精神科でどんな想いをしたか… しかし済んだ話し 昔のことだ… しかし復讐の炎はくすぶり続ける。 Mは若いころヲタクだったので虐げられていた… 惨めな生徒時代 高校ではサドに土下座の頭を土足で踏みにじられた。 そして嫌がらせ… 精神患者のレッテルを一生背負って行かなければならない重荷 …… すべてがMの心と体を奮い起こさせる。 結局我が家とUの家の混血児を望んだのが間違いだ。 しかし…Kのヤツ…青い鳥を描いているか…… 和解できた日にはいい師匠を紹介しよう。 あれ?Aは? まさか😱美術部💦 匂う…美術部だな。 フ…もう一度Aは現れる。個展会場に来るはずだ。 今日は泣いて去って行ったが… 自分の涙がどれだけ効果があったか見に来るはずだ。 明日来るな… よし、寝る前に作戦を練っておこう。
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加