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光射すところへ
アタシは声を失った語り部と歌唄い
存在すら否定された様に傷つけられた
想い返すのはたった小指一本…
触れるか触れないかの危うい距離…
アタシのために苦しみもがきながら振り払ったキミ…
声を失ってから…
キミが精一杯にのばすから…
アタシも精一杯精一杯手を伸ばした
やっと触れた指先が冷たかった…
それでもキミの暖かさがあふれていた…
二人は病んでいる
病んでいるからずっと一緒にはいれない
でも…
病んでいるから傷みも解ってしまうんだね…
いつか壊れると知ってても…
それでも…二人話したね
行こうよ、、、光射すところへ…
ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、、、
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