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そして俺が出した結論はというと、この神薬を独占して人生の幅を増やしたほうが面白そうということに至った。
まあそういう訳で、実験用ハムスターに投与し、結果がでた薬を早速飲んでみることにした。
「ごくんっ」
………
「……なんか胃が熱い…熱っあっアッーー」
「ボォォオオ」
口と鼻と目から火が出てきた。その際テーブルが少し焦げたことはご愛嬌。
とても大変な状況になった俺だが、もう熱いとは感じなかった。
まず、チートになる第一歩目は完了だな。
俺はそう思い、実験装置の隣にあるベッドに寝そべるとそのまま、すやすやと眠りに入ってしまった。
窓の外はすっかり暗くなり、月が雲から見え隠れしていた。
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