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1人であわわと慌てていると、「そこの君!!」と顔は分からないが美しいテノールの声が聞こえた。
一応声がする方を振り向くと、そこには1人の美形がいた。
ってか
「マジ??」
やばっ…めっちゃキレイこの人。えっこんなに美しい人が日本人でいたのってぐらいの衝撃。
「超、美形じゃん」
俺、まだそんなに長く生きてないけどさ、これ程の美形は見たことない。
きっと日本どこを探してもこれ以上の人は見つけられない。
断言してもいいぞ。
贅肉って何って程のスラリとした体型にめちゃくちゃ小さい顔。
長くバサバサと音がしそうな睫毛に金髪の襟足が長い髪。
瞳も髪と同じ色でビー玉みたい。こういう人が絶世の美形とか言うんだろうな。
1人でうんうんと納得してたら急にその人が「あぁっ」と声を出した。
「僕はまたもや罪無き人を陥れてしまったか…何て僕は罪深き男なのだっ!!」
手を額にあてて目を閉じ悲痛な声で叫ぶ絶世の美形。
思わずポカーンとした表情で見てしまった。
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