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「俺はオカマやないで、ちゃんとしたチャラ男や!!」
「はぁ、何かすみません」
まぁ確かに、ズボンは腰ばきされてるし、ワイシャツの中が真っ赤な文字でロックンロールとか書いてあるTシャツ着てるし。
いや、決してダサイとか思ってないぞ。
髪は金髪でワックスで弄った感じでピアス空けまくり。
だが悔しいのが顔っ
ちくしょーっ、また美形か!!
まぁさっきの奴には敵わないがそれなりの美形だな。
ふん、平凡が一番なんだ!!泣
「で、名前はなんや??あっ俺は松崎拓磨や」
「あっあぁ、松村隆弘」
「隆弘か、よろしゅうな」
握手も求められたのはいいが、まだ抱きつかれているので背後から手を伸ばされ顔の前に手が来た。
握手出来ねーっ!!
「よ、よろしくな」
取り敢えず、差し出された右手を何とか右手で握りたいが無理なので左手で握り返す。
「ふむふむ、成る程なぁ」
「何だよ」
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