45人が本棚に入れています
本棚に追加
「隆弘は平凡受けやな」
むふふっと気味悪い笑みを浮かべて肩にまわっている腕を外した。
はっ??平凡受け??
「何語??」
「あっすまんすまん。実はな、俺な腐男子なんや☆」
「はい??」
似たような言葉を何処かで聞いた様な。
ふだんし、フダンシ…腐女子
ん!?
「あのー」
「ん??」
「まさかと思いますが、それは腐女子と関係ありますかね」
「おぉーっ!!何や同類か!!はよ言えや!!」
背中をバシバシ叩いてきた。
痛い……吐きそう、じゃなくて。
「まさか、やっぱふだんしって言葉は…」
「おお、腐女子の男版みたいなw」
あぁ、なんだこれ。これが目眩ってやつか。姉貴、良かったな。仲間いたぜ。
「ふふふふ、はははっ」
「何や大丈夫??頭おかしいで」
俯いて笑ってる俺に心配そうな顔して覗き込んで来た。
「誰のせいだと思ってるのか!!このど阿呆ーっ!!」
最初のコメントを投稿しよう!