入学式

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「手を…離せだと??」 何故か急に俯きふふっと笑いだした美形。 「はぁ、まあ」 ってか入学shi 「君は僕の美しさが分からないのかい!?あぁ、初めてだよ…この僕に触れても喜ばない人なんて。」 …どーでもいー。 ってかしつこい。ウザいぞコイツ、ってかただのナルシーじゃん。まぁ美形なのは悔しいが認めるけど、もういい加減にしてくれよ。 「すみません。俺、入学式あるんで失礼します。」 力づくで何とか離し、走り去る。 「君!!名前は!?」 誰が教えるか、バーカ。 少し慌ててたみたいで気になったけど、振り向かずに走る。 俺、やっていけるかな。 少し、いや、かなり不安に思いつつ入学式の会場へ急いだ。
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