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遥か昔、破砕した彗星の破片群が地球全土に降り注ぐ。人類は壊滅的打撃を受け、文明はほぼ衰退。しかし、びっくりするほど奇跡的に隕石の直接被害を免れた場所があった。かつて、『日本』と呼ばれた地域である。
その後、『日本』の指導のもと、少しずつ文明を回復させていった人類に、かつてない和風ブームが到来。流行が広まるにつれ、日本に再輸入。本土においても大流行する。やがてブームは成熟され、地球全土が日本色に染まる。
彗星群災害、別名『落星災禍』から50年。復興により地球の資源をほとんど使い果たした人類は、新たなる資源を宇宙に求める。マスドライバー、宇宙コロニーが開発され、急速に普及する。
地球での貧困層を中心とした人々が、宇宙コロニーに半ば強制的に移住させられる。空気やコロニーの維持費にも税がかけられ、宇宙移民の不満が募る。やがて宇宙で商業の根を張る為に移住してきた富裕層・知識人を取り込むと、各コロニーの自警団体が急速に成長する。
地球の影響力が弱体化。コロニーが次々と独立国家を宣言する。コロニー運営の為の他コロニーへの侵略・防衛が繰り返される。
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