プロローグ

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プロローグ

・・・ハァ・・ハァ・・ハァ 近くにあった部室の中に逃げ込み混乱した頭で必死に自分の状況を理解しようとする。 (何だよあれ、あんなの漫画やアニメの中だけの空想の存在だろ!何で忘れ物を取りに来ただけであんなのに遇わなきゃいけないんだよ) 考えれば考える程頭が混乱してくる。 (一旦冷静になろう) スーハー…スーハー…スーハー… (よしまずは早くここから出て逃げることだけを考えよう。状況の確認はその後だ) そう思い立ち上がったと同時に部室の扉が周りの壁と一緒に崩れたそれを理解した瞬間には『それ』は目の前にいた。 (もう…だめだ…) 俺は目を閉じて今日のことを振り返った
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