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「てめぇジミーをやりやがったな!」
強盗団が叫びながら短機関銃を黒装束の男目掛け一斉に掃射した!
消音装置の着いた短機関銃からはミシンの様な軽快な音が響き、次々と弾丸が男目掛け放たれ、男は間髪入れず放たれる銃弾を浴びせられその場に倒れ込んだ。
彼等は黒装束の男が蜂の巣になったと確信したが、床に蜂の巣にされ絶命していたのは黒装束の男ではなくジミーと呼ばれた仲間の姿だった!
「畜生!どうなってやがる!」
彼等は完全にパニックに陥り、四方八方に短機関銃を乱射するが、「貴様ら低度では俺を捕らえる事など不可能…」と何処からともなく黒装束の声が響くだけであった
すると突然ビュンと再び風が空を切り裂いた。
「ア…が…ぐ…あ…ぁぁ…ア…」
メンバーの一人が膝から倒れ喉から血を垂らしながらその場に倒れ込みビクンビクンと痙攣し、事切れた…その首には光り輝く十文字のナイフ状の物が突き刺さっていた
十字手裏剣である、その十字手裏剣が頸動脈に深く突き刺さっていたのだ!
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