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キミはいつまでそうやって
待ち続けるのだろぅ──
冷たく白いコンクリートに伏せて
キミはひた向きに主を
待っている。
二度と会うことが
できないのに───
空はこんなに
青く
綺麗で
私の心を晴らしてくれる。
でもキミは──白黒の世界。
こんなに青い空も
見るコトができなぃんだね─
キミの遠吠えが
空に響くょ───
悲しく
せつなく
けして主のもとに
届かなぃと分かっても
キミはきっと鳴き続ける
のだろう。
その横で私は
一粒の雫を落とした───
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