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ピピピピピピピピピピピピピピピ…
朝がやって来ました。「起きなさい!起きなさいったら!」お母さん(ハムスター)がハムスター君を起こします。
でもハムスター君は「ン~後5分…。」
「カエル君が呼んでるわよ⁉」
「え?…あーーーーーーーーっ‼」
ハムスター君は大慌て‼
「まずい❗今日は皆でピクニックに行くんだ❗お母さん❗お弁当は⁉」
「作ってあるわよ♪荷物、用意してある?」
「うん❗昨日の晩にやっておいたよ❗」
「そう❤はい、おべんと…」
「ありがとう❗行ってきます❗」
バターン!
ハムスター君は大慌てで行ってしまいました。
「全く…」
一方、外は…。
「ごめん❗皆待った?」
「ううん。さっき来たばかりだよ♪」
「よかった。待たしてたらどうしようかと思ったよ。」
「あはは!じゃあ行こうよ♪」
「うん!」
メンバーは次の通り。
ハムスター君
カエル君
リスちゃん
モルモット博士
(ゾウ博士の助手)
です。
目的地は季節山です。
名前の由来は…
この山は季節によって雰囲気がかわります。
春は果実の甘い匂いがただよってきます。
夏は虫君達の鳴き声が聞こえます。
秋はとても静かに紅葉がきれいに見えます。
冬はきれいに銀世界が見えるのですが動物達は見たことがありません。
今は春!
🍎や〓や🍒や〓の匂いがただよいます。
「いい匂い!」
リスちゃんがお鼻をピクピクさせています。
「本当だ❗」
ハムスター君も言います。
「頼み事の掲示板があるよ。」
「受けていって見ようか?」
モルモット博士が掲示板を見ます。
「あ❗季節山の頼み事があるよ❗受けてみようか❗」
「どれどれ?」
内容はこうでした。
〈依頼動物 針ネズミお願い事内容
季節山のぶるぶる森にある[幻の宝]の正体がわかりました!しかしぶるぶる森に入るのは怖いんです!誰か取ってきてくれませんか?
私のいる場所は季節山の頂上です。
依頼を受けてくれる方に[幻の宝]がある場所と正体を教えます。待ってます。
報酬
10000ポン
幻の実
きれいな実
金の実
お店まるまる一件
夜の砂漠からとった
砂を使った砂時計
ものすごく美味しい飴〉
「…。」
「何?この報酬の数といい報酬の豪華さといい…。」
「さあね。」
ハムスター君達は依頼を受けるために季節山の頂上を目指しました。
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