プロローグ

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真っ白な空間が一瞬で俺の部屋と全く同じものに変わったこと。 俺が死んだということ。 なによりも青年の言葉を信じるなら神の間と呼ばれる場所が寝室であること。 全て普通の人間に当てはめるにはおかしなことばかりである。 そして彼が神様だと言うのならば俺が死んだというのも事実なのだろう… 「そっか神様か。なら納得だな。」 「あれ?簡単に信じたね。普通はそんな簡単に信じないと思うけど…」 「信じることが出来るだけのことを見せられているからな。 それよりも俺の死因を教えてくれ。」 神様は俺の考えが意外だったのか少し意外そうな顔をしていた。 それでもすぐに顔を引き締めると俺の死因について説明し始めた。
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