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「俺が覚えてる限り、こんな所に来た覚えはないし…とりあえず歩き回ってみるか。」
とりあえず俺は立ち上がってこの不思議な場所を真っ直ぐあるいてみることにした。
ただどんなに歩いても景色は変わらず、俺が歩くのを止めようかと思い始めた時ついに異変を発見した。
それはまるで白いキャンパス上に黒い絵の具で点が書かれているように一際強い存在感を放っていた。
まるであそこだけが歪んでいるような…そんな感じだ。
だからだろうか。俺はその異変に向かって無意識に足を動かしていた。
俺がその事に気づいた時には既に異変の目の前にきていた。
あらためて近くで観察してみるとそれはだいたい成人男性一人分くらいの大きさみたいだ。
とりあえずやることもなかったので異変を観察することにした。
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