プロローグ

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俺がそれを観察し始めてだいたい五分ぐらいたった頃。 異変の歪みがだんだんと強くなっている気がした。 俺がそれに警戒して三歩程後ろに下がったのと同時に異変から笑顔の男が出てきた。 まぶゆいばかりの金髪にかなり整っている顔立ち、だいたい180ぐらいあるだろう身長の男はあきらかに人とは違う箇所があった。 背中から三対の翼が生えていたのだ。 そんな特徴をしている男に真っ先に俺が思った事は… 「えっと、コスプレが好きなんですか?」 というものだった。
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