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俺が正直にその事を聞くと青年は登場した時にうかべていた笑顔を歪めていた。
「ははっ、これはコスプレなんかじゃないよ。
それより君が恭平君であってるよね?」
俺は青年がそう聞いてきた瞬間大きく後ろに跳んで距離をとった。
「なんで俺の名前を知ってんだ?」
ちょっとドスをきかせた声で聞いてみると青年は苦笑していた。
「そんなに警戒しないでよ…僕がここによんだんだから当たり前でしょ?」
「ここはどこだ?」
まだ警戒を解かないままでいる俺に青年は少し呆れているようだったが質問には答えてくれた。
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