プロローグ

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「そうだね…ここは魂の間ってところかな…」 「魂の間…?」 聞き覚えのない単語に俺は思わず聞き返してしまった。 「すべての魂の終着点。それがここだよ。 ここには人生を終えた魂達が集まってくるんだ。」 俺はその青年の言葉を聞いて驚愕のあまり固まってしまった。 人生を終えた魂、すべての魂の終着点… この言葉からわかる言葉は一つしかない… 「…俺は死んだのか……」 「そうだよ、君は死んだ。死因については何か覚えているかい?」 俺は青年の問いに無言で首を横に振ることで答えた。 「そうなんだ。じゃあわからないのも無理ないね。とりあえず込み入った話をする前に場所を移そうか。」 青年がそう言った瞬間俺の視界が光で覆いつくされた。
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