僕について

13/20
前へ
/34ページ
次へ
やがて月日は過ぎ、クラス替えの時期になった。 最初に隣になった女の子は、奇跡的に可愛かった。 彼女の名は、三島雪。 春の終わりに、遅れてやって来た冬。 今思えば、ここで僕は一生分の運を使い果たしたのかもしれない。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加