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(´・ω・`)「ふむふむ、成る程一般人殺害はつまらない仕事か。なら君が望む楽しい仕事はなんなのかな?」
( ^ω^)「……強いやつがいる依頼だお」
ブーンの笑顔が無感情のものになる。彼女は欲しているのだ。いつも簡単に死んでしまう人間ではなく、自分に対抗できる人間を。
(#´・ω・`)「ふざけるな!」
Σ(;^ω^)
しかし、それがショボンの逆鱗に触れた。いつも温厚でブーンの理解者である彼が声を張り上げたのだ。彼が怒るのは珍しい。特にブーンに本気で怒ったのは数えるほどしかない。
(´・ω・`)「依頼は依頼だ。必ず人一人が犠牲になり、我々はそれを糧に生きる。それに楽しいなどの感情はない」
そう、殺人とはそういうものだ。生きるために殺す。自らの都合で相手を殺す。それに感情を入れてはならない。生きるためなのだから。
(´・ω・`)「ブーン、君はまた今回の依頼も無駄な殺しをしたようだね」
(;^ω^)「うっ」
今夜の依頼はターゲットを殺すこと。ボディーガードは関係無かったのだ。確かに彼らが抵抗したら殺すのは仕方ない。しかし今回彼らが殺された理由は生きるためではなく彼女の欲望を埋めるため。
(´・ω・`)「君の都合で彼らを殺したことでその分隠蔽や情報操作に支障が生じる。君は殺人のエリートとしてはやってはいけないことをしている。君は優秀だ。だが、これ以上の行動は目を伏せれない。わかるよね?」
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