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ブーンの目の前の男性はかなり御立腹のようだ。まぁ、いきなりぶつかられて怒らない人もそういない。
(;^ω^)「す、すみませんお……」
ここは礼儀として謝罪をする。が、痛いものは痛い。弱々しい声しかでなかった。それをみて男性はどこか軽蔑したような目を向けた。
ξ゚⊿゚)ξ「自分からして自分で怪我をするなんて、自業自得だな」
(;^ω^)「返す言葉もないでござります」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ、俺は関係ない。じゃあな」
それだけ言って、彼はブーンに背を向けた。
(;^ω^)「おーん、いたいおー」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「誰かさんにぶつかって怪我したおー」
ξ; ⊿)ξ「」
( ^ω^)「誰かお家まで連れてってほしーなー」
ξ;゚⊿゚)ξ「お前しつこい!」
( ^ω^)「え、貴方のことなんて言ってませんお。誰かお家までおぶって行ってくれたらなぁーって」
ξ;゚⊿゚)ξ「……っち、仕方ない。乗れ」
そういうと彼はそのまましゃがみ背負う体制になった。最初の態度と比べるに根は優しいのだろう。彼も多少自分にも非があったと考えたみたいだ。恐らく素直でないだけ。
( ^ω^)「おっおっ、ありがとうございますお」
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