( ^ω^)なんか出会っちゃったようです。

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  【隠れ家】が近くなってきた。そろそろ降ろしてもらわなければならない。【隠れ家】は見つかったら意味がない。 ( ^ω^)「おっおっ、此処まででいいお」 彼がブーンの怪我を考慮して歩いたおかげで悪化せず、痛みも収まっていた ξ゚⊿゚)ξ「ん、そうか。次からは気をつけろ」 ( ^ω^)「あっはっは、お恥ずかしい」 彼はそれだけ言うと元来た道を帰りはじめた。 それにしてもぶつかってきた相手を本当におぶって行くのにはブーンも驚いた。ここら辺は物騒だ。武器密輸や麻薬、人身売買の取引場所としても使われている。優しさも演技の可能性があった。 ( ^ω^)(ま、違ったならいいか) 何時でも腰から拳銃を取り出せるようにしていたが杞憂だった。彼は本当にブーンを運んだだけ。 ( ^ω^)「おーい!」 彼が道の角を曲がる直前呼び止めた。彼は視線をこちらに向ける。 ( ^ω^)「送ってくれてありがとうだおー! 楽しかったおー!」 それだけいい、ブーンは【隠れ家】とは反対方向に向かった。そのまま向かったらばれてしまうからだ。少し遠回りをする。 最初は帰るのが嫌だった。が、彼と話したら多少楽になった気がする。もう会うこともないだろうけど ちらっと後ろを見た。 ξ//⊿)ξ 彼は照れ屋みたいだ。  
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