ξ゚⊿゚)ξ疾風のようです。

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  朝からブーンはテンションMAXな状態だった。彼女は朝に弱い。元々仕事が深夜が多いから必然的にそうなる。普段はお天道様が真上から下がってきたぐらいにやっと起床していた。 しかし今日に限ってはお天道様が昇る前から起きている。さらに普段はドクオに任せっきりの朝食を調理していた。正直この光景を見たドクオは ('A`)「地球はもう……終わるのか」 といって彼女に思いっきり殴られる。女性だが平手打ちでなくグーのストレート。もう少しおしとやかになってくれと願いながら彼はソファに座った。ちなみに頬は真っ赤に腫れ上がっている。 ( ^ω^)「へい、旦那朝食いっちょ上がり!」 どこかのラーメン屋みたいな掛け声をあげ朝食をテーブルに置く。今日はスクランブルエッグにレタス、パンに珈琲。 ('A`)「……明日、皆死んでしまうのか」 料理は交代制(朝食はドクオのみ)。ドクオはいつも手料理だがブーンは必ず片道一時間は掛かるコンビニで買ってきて終わりなのだ。ブーンのまともな料理が出ただけでそれはそれは大変なことだ ちなみにドクオはスクリューアッパーをくらい吹き飛んだ。 ( ^ω^)「全く失礼な」 ('A`)「いや、だって……お前が料理とは」 ドクオも慣れたものでブーンの攻撃程度では直ぐに完治する。やっぱりキモいとか失礼なことを考えた。 ( ^ω^)「おにゃのこなんだから出来ますお」 ('A`)「普段作らないじゃないか」 ( ^ω^)「だるい」 料理なんて三十分あれば二人分なんて簡単に作れるのに一時間掛かるコンビニのほうが楽らしい。まぁ、ブーンらしくはある  
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