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「まぁ、そういう事になるのかラ。もっと言うなら外国人ならぬ『外星人』ってトコなのラ。
気軽に宇宙旅行もできないところを見ると、どうやらこの星の文化はひどく遅れているようなのラ。」
なるほど、この子はどうやらドラえもん級、もしくはそれ以上の未来都市から来たらしい。
さすがにもう宇宙人だのなんだのの、俺のような庶民にとっては非現実的なSFワードには突っ込むまい。
それにこのいたいけな少女が俺をだましていると思うのには無理がある。
「うん、じゃあ次の質問だ。
今、お前は、お前の故郷は気軽に宇宙旅行ができる的なことをほのめかしていたけど、じゃあお前はこの地球に1人で来たってコトなのか?
地球について何も調べずに。」
これはたくさんある疑問のうちの1つにすぎなかったのだが、どうやら少女にとってはこの質問を一番求めていたらしい。
少女は待ってましたと言わんばかりに口元を緩ませながらウンウンとうなずいている。
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