19人が本棚に入れています
本棚に追加
「そう、問題はそこなのラ。
もちろんお前の予想どおり、わたしはデータもなく知ラない惑星に遊びに行くほど命知ラずじゃないのラ。
わたしは、ただ、散歩気分で宇宙をぶラついていただけなのラ。
うん、まぁ…それで…。」
ごほんごほん、と顔をほのかに赤らめながら、なにか気恥ずかしそうに咳払いをする少女。
なんだ、まさか散歩の途中で生理がきたとか言うんじゃないだろうな…。いや年齢的にないか。いや、でも宇宙人なんだから実際年齢はよくわかんないし…。
そんなアホな推測は、少女の超アホな発言によって打ち砕かれた。
「うっかり地球を消してしまったのラ。ちょっとくしゃみの加減を間違えちゃって…」
てへへ、と頭を掻きながら照れる少女。
え?
最初のコメントを投稿しよう!