2011年大河ドラマの主人公「お江」

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お江誕生  お江(崇源院、小督の方)は天正元年(1573)に浅井長政とお市の方の三女として生まれた。月日は不明である。この年の9月1日に小谷城(浅井長政居城)が織田信長の手によって落城しているので、それ以前であることは確かである。  浅井氏は、越前の朝倉氏と同盟を結び近江の大名となった。後に織田信長とも同盟を結び、その証として信長の妹と浅井長政は結婚している。だが、信長が朝倉氏と争うと、浅井長政は朝倉氏に味方し、信長を裏切った。元亀元年(1570)には姉川合戦で織田・徳川連合軍と戦い敗北し、窮地に立たされている。そんな中でお江は生まれたのだ。  天正元年、信長に小谷城を攻め込まれたお江の父浅井長政は、降伏勧告を受け入れず自刃した。正室お市の方と3人の娘たちは信長の許へ送られ、助かった。
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