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リザスサイド
幼い頃に全てを失った俺は……………………………………俺から全てを奪った相手の手の内で過ごす羽目になった。それ以外に幼い俺が生きる術は無かったのだ……………………………………
「良いかリザス。お前は我に尽くし、また、我の代理にその命を持って尽くせ」
俺は俺の祖父と名のる神から毎日顔をあわせる度にこの言葉を囁かれた。この言葉は毒のように俺の中に染み入った………………………………そのためなのか俺はあいつと会う時には既に麒麟神教に心酔していた……………………………………
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