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ある日………………………………………
「リザス。お前は今日から我が孫。レファイに仕えよ」
その時の俺は嬉しかった。俺と同じ存在。神教の中で唯一の存在。それが教主であるレファイだった……………………………………
対面した時、凄く緊張した。そこにいるだけで場の雰囲気が変わる。それ位凄い存在なのだ。
「始めまして。僕がレファイです。宜しくお願いしますね。リザス」
レファイは控えている俺に優しく声を掛けてくれた。年下という事だったがそんな事は全く関係無かった。
「はい。宜しくお願いします。教主様」
レファイの名前などその時の俺には畏れ多くて呼べなかった。
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