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『……お取り込み中にすいませ~ん、ここどこですか?』
『ちょっと今忙しいんで黙っててください!桜花様が………って……あっ』
『うぐっ……ほら……刹那が騒ぐから起きちゃったじゃん…』
『ええ!?これも私のせいですか!?』
『ボクは悪くありませんからね…』
この人ボクっ娘なんだ
『あの~だからここはどこですか?』
『えっと……簡単に言うとあの世です。詳しく言うと天国の地獄境界線です』
やっぱりあの世だったんだ……
そういや私、刺されたんだっけ?
なんかかすかに覚えてるよ
『あっ私は、死界案内人の【刹那(セツナ)】と言います。そしてこちらが閻魔様である【弥栄桜花(ヤエオウカ)】様です』
『へぇ~~………つまり刹那さんと桜花様のせいで私は死んだの?』
『えっ!?あっいやそれも一理ありますが大半は死神のせいですよ~~!!……っね?おーか様!?』
『ふえっ!?えっまぁ今回の件は死神のミスが巻き起こしたことですのでボクには非はありませんよ!……まぁ刹那には多少の非はありますがね』
『あっ!ズルいですよ桜花様ぁぁあ!自分だけ責任のがれしようなんてっ!』
『うるさいですよ刹那、私は罪を裁くだけの存在ですからそれ以外の事は知りません』
また始まった…
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