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「!!!!」
また夢を見た。雪が泣いてる。俺らを見て。
雪の両親には申し訳ない事をした。俺は内心、雪が亡くなって喜んだ。だってこれで俺の物だろ・・・?歪んだ愛情なのかもしれない。ああ、今日も雪がイナイ日が始まる。
学校はつまらない。皆、俺達を腫れ物扱いする。当たり前な事なんだろけど。中山は最近マワサレタらしい。・・・物騒な話だよな。
「東條様。こんにちは」
「ちは。ナニ?」
「お話があります。着いてきて下さい」
・・・こいつは元親衛隊隊長だった。もちろん、俺の。
今更・・・何の用だよ。
「入って下さい。こちらへ」
「!?」
「雪ちゃんを追い詰めた罰です!」
いきなり羽交い締めをされた。雪ちゃんってこいつ・・・雪と仲良かったか?
「っっっっ!」
口を塞がれて声が出ない。最悪だ。
結局、マワサレタ。
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